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WWE SmackDown! ビデオゲームシリーズのロゴ

WWE SmackDown! (WWEスマックダウン!) とはTHQがリリースしたプロレスのビデオゲームシリーズ。もともとは WWF SmackDown! という名称だった。"日本語版は『エキサイティングプロレス』という名称で日本のゲーム発売企業ユークスから発売された。このヒット作はアメリカの毎週金曜日夜の同名のテレビ番組『WWE Friday Night SmackDown!』から名前をつけたゲームである。このゲームの国内での発売元はユークスであったが、開発元も、FUTURE MEDIA CREATORS というスローガンを掲げている同じユークスである。このシリーズは全体として売上は全シリーズで総売上が2600万本を超えるとWWEが発表するほど好調であった。

SmackDown! vs. RAW の後、このシリーズはもとのアーケード版ライクなルーツのゲームからよりリアリスティックなレスリング・シミュレーションゲームへとフォーカスを移した。このシフトにより、シリーズの続編は 'SmackDown! vs. RAW 2006 と呼ばれ、 Madden NFLFIFA シリーズのような他のスポーツゲームの命名体系にマッチするものとなった。


ゲーム[]

オリジナルシリーズ[]

シリーズ最初の4作はザ・ロック (ドウェイン・ジョンソン) のキャッチフレーズをもとにタイトルがつけられている。Here Comes The Painブロック・レスナーに関連するタズ (Tazz) のキャッチフレーズにちなんで名付けられた。Here Comes The Pain 以降はキャッチフレーズが消えた。

エキサイティングプロレス (WWF SmackDown!)[]

シリーズ最初の作品は北米で2000年2月29日に、欧州で2000年3月9日に PlayStation (PS1) 対応でリリースされた。海外では原題として WWF SmackDown! と呼ばれているが、国内では『エキサイティングプロレス』というタイトルで2000年8月3日に発売された。このゲームは海外では当時WWFのゲームをリリースするライセンスを確保したTHQが発売元としてリリースした初のWWFゲームである。その高速なアーケードスタイルのゲームプレイは過去の低速ペースのWWFゲームとは異なるものであった。このゲームは、プレイヤーがWWFのストーリーラインに参加することができるという、ゲームの中で初の広範囲に及ぶシーズンモードを特徴とする。


エキサイティングプロレス2 (WWF SmackDown! 2: Know Your Role)[]

シリーズ2作目は原題を WWF SmackDown! 2: Know Your Role として北米で2000年11月19日にリリースされ、日本国内では邦題『エキサイティングプロレス2』として2001年1月25日にリリースされた。このゲームはレスラーの出場者名簿、バックステージ・エリア、試合が、改良されたシーズンモードが広範囲に拡大したことで、シリーズのファンの間では全体的に前作よりも優れているとみなされている。一方で、このゲームは初期の SmackDown と比較するとローディング時間が長いと批判された。

エキサイティングプロレス3 (WWF SmackDown! Just Bring It)[]

シリーズ3作目は原題を WWF SmackDown! Just Bring It として2001年11月18日に PlayStation 2 対応でリリースされた。PlayStation 2 に対応した初のアメリカのレスリングゲームであった。日本国内では邦題が『エキサイティングプロレス3』として発売された。

エキサイティングプロレス4(WWE SmackDown! Shut Your Mouth)[]

SmackDown! の4作目は World Wrestling Federation (WWF) を World Wrestling Entertainment (WWE) に改名後の初リリースである。PlayStation 2 対応。2002年10月31日のハロウィンの日にアメリカでリリースされ、11月15日に欧州でリリース、2003年2月6日に『エキサイティングプロレス4』として日本国内でリリースされた。

エキサイティングプロレス5 (WWE SmackDown! Here Comes the Pain)[]

シリーズ5作目は一部のファンの間では最高のアメリカのレスリングゲームのひとつとみられている。PS2対応で、2003年10月に北米、11月7日に欧州、2004年1月29日に日本国内で『エキサイティングプロレス5』としてリリースされた。ゲームはより伝統的な組み技系が導入され、一方ではシリーズで高速のゲームプレイを保っていた。

Smackdown Vs. Raw シリーズ[]

エキサイティングプロレス6 SMACKDOWN! VS RAW』WWE SmackDown! vs. RAW[]

シリーズ6作目は SmackDown! vs. RAW。日本国内では『エキサイティングプロレス6 SMACKDOWN! VS RAW』という名称で発売され、エキプロ (エキサイティングプロレス) シリーズでは初めて原題のタイトルが邦題にも含まれるようになった。

エキサイティングプロレス7 SMACKDOWN! VS. RAW 2006 (WWE SmackDown! vs. RAW 2006)[]

シリーズ7作目は、WWE SmackDown! vs. RAW 2006。日本国内では『エキサイティングプロレス7 SMACKDOWN! VS. RAW 2006』という名称で発売された。


WWE SmackDown vs. Raw 2007[]

シリーズ8作目からは、『エキサイティングプロレス』という表題はなくなり、原題もほぼ同じ名称として発売された。邦題と原題との違いは、「2007」というタイトルが先頭に来ているだけである。

WWE SmackDown vs. Raw 2008[]

IGNは WWE SmackDown vs. Raw 2008 のスクリーンショットとビデオを投稿し、今までのところ Bobby Lashley, Triple H, Undertaker, Kane, Randy Orton, Rey Mysterio, Chris Masters, John Cena がプレイアブルなスーパースターとして確認された。


WWE SmackDown vs. Raw 2010[]

2009年にPS2, PS3, PSP, Xbox 360, DS, 携帯端末、Wii 対応でリリースされた。

WWE SmackDown vs. Raw 2011[]

2010年に PlayStation 2, PlayStation 3, PSP, Xbox 360, Wii 対応でリリースされた。


WWEシリーズ[]

  • WWE '12 - 2011年に PlayStation 3, Xbox 360, Wii 対応でリリースされた。
  • WWE '13 - 2012年に PlayStation 3, Xbox 360, Wii 対応でリリースされた。

WWE 2Kシリーズ[]

主要記事: WWE 2K
  • WWE 2K14 - 2013年にリリースされた。
  • WWE 2K15 - 2014年10月にリリース予定。